カルロ・デラ・ロッカのタロット/Tarocco Carlo Della Rocca
カルロ・デラ・ロッカ/Carlo Della Rocca
デラ・ロッカは、巨匠として知られるイタリアの芸術家ジュゼッペロンギ/Giuseppe Longhi(1766-1831) から学び、高く評価されているミラノの芸術家・彫刻家でした。
ジュゼッペほど有名ではなく、生年月日は不明。多く、彼は1824年より後に亡くなったという情報が散見されますが、ここに紹介しているタロットが1830-1835年のものでもあるように、少なくとも1835年には存命であることは疑う余地がないことでしょう。よって、「カルロ・デッラ・ロッカ (B.1824)」という1824年没情報とともに検出されるカルロ・デラ・ロッカなる彫刻家情報には気をつけましょう。
★こちらの無彩色のデッキは、1830年のカルロ・デラ・ロッカ作品の復刻版です。復刻年1998年、Il Meneghelloが300セットの数量限定品として発売したものです。デラ・ロッカのオリジナルの彫刻からの復刻品ですが、多くの質問に答えていただけるはずの故メネガッツィ氏、周知のこと存命ではありません。
デラ・ロッカのやわらかいタッチがかいま見られる人物札は必見!特にキングはいわくつき。
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★彩色版ソプラフィノ・タロットは1835年作品の復刻版で、こちらのほうがより古い、オリジナルのイメージとなっております。
いつもありがとうございます。
いつも細かくてすみません。
ソードの4がワンドの4になってます。
ありがとうございます!
どうも、ソード4のローマ数字が6になっているようなことがかえってわかりました、
原版を確認してもらっております。
確かに左にVI、右にIVってありますね。そこには気付きませんでした。