アルバノ・ウェイト・タロット/Albano-Waite Tarot
スタンダードなウェイト版に、Frankie Albano氏が独自の彩色を施しました。
1910年アーサー・エドワード・ウェイト作、通称「ウェイト版」。「タロットはシンボリズムである」というひとつの主張を前面に打ち出したこのウェイト氏の傑作は、発行元のロンドンの「Rider&Company(ライダー社)」の名にちなんで「ライダー版」とも呼ばれています。
描かれている図像(イメージ)、象徴(シンボル)、記号(サイン)、寓意(イコン)においては、他に類を見ない優れた「ウェイト版」はタロットマスターの登竜門的アイテム。ぜひとも一度は本格的に学ばれて下さい。
こちらは、フランキー・アルバノ氏の彩色ウェイト版。通称アルバノ・ウェイト。英国魔術結社オリジナルのB.O.T.A.タロットの影響を多分に受けている印象。アルカナ13「死神」の背景が赤く染まっているところなどオカルト主義の一面が垣間見られます。
スペック
・78枚
・カードメイカー:U.S.Games社製
・作成:アーサー・エドワード・ウェイト(Arther Edward Waite)
・画家:パメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith)
・彩色:フランキー・アルバノ(Frankie Albano)
・箱のサイズ 縦横12.5×7.4 cm
掲載、ありがとうございます。
USG版ライダーデッキの、赤や肌色の部分は、目の粗いトーンが貼り付けられていて、ギジャギジャ感が満載ですが、このデッキの色の盛り方は、とても綺麗です。
但し、見慣れたUSGウェイト版とは配色が異なるので、ぱっと見、あれ?と違和感はあります。それがこのデッキの持ち味なんですね。